日本維新の会の馬場代表が、「トランプ前大統領の政策は維新の考え方に近い」とトランプ氏にラブコールを送った。
馬場代表は、7月中旬まで、代表就任後初めてアメリカを訪問。
20日の会見では「維新の会の存在感を高め、アメリカの要人とのパイプを作る」と、訪米の成果を披露した。
その中で馬場代表が言及したのがトランプ前大統領だった。
馬場代表は、トランプ氏が大統領だった2017年に打ち出した「新しい規制を1つ提案するためには、古い規制を少なくとも2つ撤廃する」通称「ツー・フォー・ワン」政策と、維新が掲げる「経済成長のための規制緩和」を並べて「トランプ前大統領の政策は維新の考え方に近い」と強調した。
馬場代表が狙うのは、トランプ前大統領と直接会談の実現だ。
来年行われる大統領選挙までに「面談のチャンスをうかがっていきたい」と意気込みを示した。
今回の訪米では、トランプ氏のブレーンの1人でもある要人(マット・シュラップACU議長)とも面会し、会談実現にむけ手はずを進めた形だ。
現在、野党第二党の日本維新の会の今後について、馬場代表は、「野党第一党をうかがう。自民党と対峙をして、アメリカのような二大政党制が目標だ」と強調した。