太陽光発電事業をめぐり、4億2000万円を横領した罪に問われている投資会社元代表の男が、初公判で無罪を主張した。
この記事の画像(5枚)「TRIBAYCAPITAL」元代表の三浦清志被告は、2019年10月、太陽光発電事業のために設立された別会社の資金管理を任されていたが、このうち4億2000万円を自分の会社へ不正に送金した業務上横領の罪に問われている。
三浦被告はきょうの初公判で、「私は無罪です」などと述べて無罪を主張し、弁護側も「報酬の支払いだった。横領罪は成立しない」と訴えた。
一方、検察側は「太陽光発電の計画が頓挫したことを出資者に隠していた」とした上で、「債務弁済のため、部下に送金させた」と指摘した。