広島県内の夢や目標に向かって頑張る子どもたちを応援する番組『夢キラリ』
今年3月に行われた全国選抜高校テニス大会の女子団体戦で、初の準優勝に輝いた山陽女学園高等部テニス部。
今回はシングルスに出場した井上季子さん（高校2年）にインタビューしました。
――今大会を振り返って――
緊張し過ぎずに、思い切って頑張ろうと思って戦いました。
決勝もすごくラリーが長くなる展開が多かったのですが、バックで組み立てて最後は前に入って決めるポイントが多かったと思います。
今までこの大会で結果を残せていなかったので、本当だったら喜びたい所でしたが、最後勝ちたかったなと思います。
――悔しさを募らせる季子さん。それもそのはず、彼女は今年5月、ジュニアの世界大会への出場権をかけたアジア・オセアニア最終予選に日本代表として出場。見事優勝に貢献したのです。だからこそ、自身のより一層のレベルアップが世界で戦う上で欠かせない要素だと感じているのです。――
一緒に出場した日本代表の選手も世界で戦った選手も、球の重さやフィジカル面の良さに加え、メンタルの強さが違うなと思って。
自分もまだまだ頑張らなければいけないと感じました。
毎日コツコツ自分に必要な事を続けて、練習の時から試合を意識して試合で結果を残していけたらいいなと思います。
――前向きにしてくれた夢キラめく言葉はありますか？――
「胸を張れ」です。これはテニス部のコーチであるお父さんから言われた言葉です。
試合で緊張していたり上手くいかない時に縮こまってしまう事が結構あって、「縮こまっていたら何もいい事がないから胸を張ってプレーしろ」って言われました。
胸を張ると同時に自分も前向きな気持ちになれたし、前向きなプレーができるようになったと思います。
コート上で生き生き思い切ってプレーしているところを父には観て欲しいです。
――将来の夢を教えてください――
世界のトップで戦っていけるような選手になることです。
『夢キラリ』は毎週月曜夜8時54分からTSSで放送しています。
