東京都東村山市で撮影されたのは、スケートボードの上に乗り、車道を“車並みのスピードで走る”男性。

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地面を蹴って加速しているわけでもないのに、スピードが落ちることはありません。

その後、男性は一度歩道に移りますが、スピードを緩めることなく走り続けます。

撮影者によると、男性が乗っていたとみられるのは、「電動のスケートボード」。

この時、撮影者のバイクは時速約40kmで走行していましたが、前を走る電動スケートボードに追いつけなかったといいます。

撮影者:
びっくりしました、見たことない速度で走ってるんで。(スケボーは)エンジンとモーターつけたような感じだったんで、そんなスピードが出るんだと思って。撮影しているときでも時速42、3㎞は出てました。

さらに、撮影者は男性の両腕に注目しました。

撮影者:
袋持ってるじゃないですか、左手に。あれって業務スーパーの袋だったんですよ。左手にその袋持って、右手にコントローラー持ってるんですよ、速度調整用の。

映像をよく見みると確かに、男性の左手には買い物袋のようなものが。そして 右手は体の後ろ側に。この体勢では、走行中にとっさの出来事が起きた際に対応できるのか疑問が残ります。

若狭勝弁護士によると、電動スケートボードは、法律上、原付バイクと同じ扱いになるため、公道を走るには、ライトやウインカー、速度計などの保安部品のほか、舵をとるためのハンドルを装着する必要があるといいます。

しかし、電動スケートボードは、これら全てを装備するのは不可能なため、公道を走ることはできないのです。

公道をスケートボードで走る行為について若狭勝弁護士は…。

若狭勝弁護士:
おそらくブレーキっていうものがないと思うんですよ。速度を落とすっていうのはできるんですけれど。だから結構危ない、歩行者と接触、あるいは自らの自損事故とかいうようなことは起こりえる乗り物だと。こういう動画が、これだけ着目を浴びるということは、やはりその危険性に着目してるんだろうと思うんですよね。

(めざまし8 5月31日放送)