中国電力が国に申請していた規制料金の値上げが認可される見通しとなり、6月から一般家庭の電気料金が値上げされることになりました。

中国電力が示した規制料金の見直しでは、6月1日から平均で26.11パーセント値上げされます。標準的な家庭のモデルではひと月あたり約1667円負担が増える見込みです。規制料金で契約している約4割の家庭が対象になるということです。

電気料金の値上げを巡っては、国からの燃料価格の算出時期についての指摘があり、値上げ幅が圧縮されたほか、関西電力とのカルテル問題など一連の不祥事で当初、4月からの値上げの認可が見送られていました。

(中国電力の担当者)
「厳しい査定内容になったと受け止めております。けれども様々な議論の結果となったと思っておりまして、真摯に受け止めている」

中国電力は、規制料金の値上げの一方で自由料金の一部で約4%値下げしています。

岡山放送
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