大阪市・西成区の住宅街で、男性が液体をかけられ火をつけられた。つけた男は逃走中だ。

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事件は多くの家が立ち並ぶ住宅街で起きた。2日午前8時半過ぎに、路上で男性のダウンジャケットが燃えているのを通行人の女性が見つけ、警察に通報した。

警察によると、被害に遭ったのは28歳の男性で、顔などに何らかの液体をかけられ、火をつけられたという。

男性は顔全体にやけどを負って病院に搬送され、全治1カ月の重傷だ。

目撃した人「髪の毛が燃えていて…」

被害男性の様子を目撃したという男性は、こう振り返る。

被害者を目撃した人:
働いてたら助けてという感じで。顔は赤くなってただれていて、髪の毛が燃えていてという感じ。何があったか分からない。その人がワーッと騒いで、油かけて火つけられたと飛んできた。

知人の男とトラブルか

火をつけたとみられる男は被害男性の知人で、男性は警察の聞き取りに、こう説明しているという。

被害男性:
40代の知人の男とトラブルになっていた。歩いて通行中に男が現れて液体をかけられた。目に入って痛かったので、目を閉じ、気付いたら火がついていた。

青いスーツを着ていたという男。警察は殺人未遂事件として捜査している。

(「イット!」5月2日放送より)