5つの県で窃盗を繰り返しているグループのメンバーが、執行猶予中に住宅から現金などを盗んだ疑いで逮捕された。

釈放された翌々月に再び窃盗

警察車両の中で前屈みになっている男。

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体を起こしカメラを見た直後、「ドンッ」ドア蹴る鈍い音。

中からドアを蹴ったのだ。

窃盗などの疑いで逮捕された 、小川龍生容疑者(22)。

事件は、2023年2月17日の夜、栃木県佐野市で起きた。
小川容疑者は、19歳の男と共に高齢女性の自宅に侵入し、現金など合わせて50万円相当を盗んだ疑いが持たれている。

また、この事件から4日後には、同じく佐野市内の住宅に10代の少年4人と侵入し、金庫などを盗んだとみられている。

窃盗事件に関わったとして逮捕・起訴され、2022年12月に執行猶予付きの判決を受け釈放された小川容疑者。

その翌々月に再び窃盗事件を起こしたことになる。

窃盗を繰り返すグループのメンバー

小川容疑者は、群馬県や栃木県など5つの県で窃盗を繰り返しているグループのメンバー。

このグループは、真夜中の寺もターゲットとしてきた。

小川容疑者らは、2022年1月の夜、栃木県内の寺とその関係者が住む住宅に忍び込む。

住人は、別の部屋にいてまだ起きていたが、小川容疑者らはかまわず物色。これを住人に発見された。

小川容疑者らのグループによる犯行の被害額は、2022年までに群馬県だけで1億4000万円以上に上っていて、警察は余罪について調べている。


(「イット!」4月5日放送より)