寒くなってくると、ぎっくり腰など体のトラブルが起きやすくなる。今回は、腰痛予防の対策についてを接骨院の院長に聞いた。

やってしまいがちな動作に注意

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ぎっくり腰は、重いものを持った時だけではなく、何気ない動きでも起こる。そこで今回は、その予防法を習う。教えてもらうのは、宮崎市にある中村接骨院の院長で、柔道整復師の中村拓未さん。

中村接骨院・中村拓未さん:
日常やってしまいがちな危険な動きというのがあります。それは「前かがみ」です。膝を曲げず、腰だけで曲げて下の物を取ろうとする動きは、腰への負担が大きくなるので、腰痛リスクが高まります。なのでしっかり膝を使ってしゃがむ動作を行いましょう

中村接骨院・中村拓未さん:
そして、もう一つは、座りっぱなしなどの同じ姿勢が続くこと。筋肉が固まってぎっくり腰などを起こしやすくなります

お手軽ストレッチで腰痛を防げ!

筋肉が固まらないようにするにはストレッチが効果的。伸ばすポイントは?

中村接骨院・中村拓未さん:
「太ももの前側」と「お尻」です。ももの前や腸腰筋が固まると、腰が前に引っ張られて反り腰になり、腰の緊張が強くなります。そこでまずは、ももの前側をストレッチしましょう

片足を前に膝で立ち、重心を前方に移動させる。股関節や太ももの前が伸びているのを意識する。

尾田考美リポーター:
いい感じに伸びます

中村接骨院・中村拓未さん:
ただ、頑張りすぎないのがポイントです。伸びていると感じたところで止めてゆっくり伸ばしましょう

また、片方の膝を曲げて寝そべるだけでも効果がある。

次にお尻のストレッチ。片足を内側に曲げて、うつ伏せのような体勢になる。お尻が伸びていると感じられるところでキープ。

尾田考美リポーター:
気持ちいいい!一日の疲れが取れます

ここで、中村さんイチオシの腰痛予防トレーニングを紹介してもらった。

仰向けになって膝を立てて、お尻のみを浮かします。ここで鼻から息を吸って、口から吐き、吐き切ったところで5秒間キープ。これを繰り返す。

シンプルな動きで、ももの裏とおなかを鍛えることができるので、普段運動しない方にもおすすめだという。

手軽にできるストレッチや体操で日頃から腰痛予防を心がけよう。

【店舗情報】
中村接骨院
宮崎市福島町壱本橋3034番地
TEL:0985-69-6219
休診:日曜、祝日

(テレビ宮崎)

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