日本発祥のハンバーガーチェーン「モスバーガー」。 注文を受けてから調理を始めることで知られている。

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見た目はお肉でもお肉じゃない?!


冨田憲子記者:
見た目はお肉なんですが、焼いているとき お肉の香りがしません

お肉だけどお肉じゃない?!
モスバーガーが3月26日から東京神奈川の一部店舗で発売するのは、動物性の原料を一切使っていない「グリーンバーガー」。

冨田憲子記者:
全体的に野菜の味がします。ほうれん草の香りとトマトがジューシーお肉のようなパティが入っているんですけど味わいがとってもやさしいです。凄くヘルシーな感じ。

モスフードサービス 安藤芳徳マーケティング本部長:
いろんな人のニーズ多様化のニーズにこたえたい。最近流行の『フレキシタリアン』、こういう方々にはマッチしているのかなと。

野菜中心だけど肉もたまに食べる=フレキシタリアン


フレキシタリアンとは、英語で柔軟を意味するフレキシブル(Flexible)と、菜食主義のベジタリアン(Vegetarian)を掛け合わせた造語。肉や魚を排除するのではなく、野菜中心でたまにはお肉も食べる人たちのことだ。健康志向の高まりで今注目が集まっている。

大手食品メーカーにも広がるフレキシタリアン商品


江崎グリコは3月16日からプッチンプリン史上初の植物由来のプリンの販売を始めた。通常のものと見た目の違いはほとんどない。牛乳とたまごの代わりに豆乳やアーモンドペーストを使い、味は「元祖」をほぼそのまま再現している。

モスフードサービス 安藤芳徳マーケティング本部長:
世界的に見てもこういう動きは確かに加速している。 それに遅れないようにと。

食の多様化や健康志向の高まりで植物由来の食品は今後もますます広がりをみせそうだ。

(Live News α」3月24日放送分)