ゴミ屋敷に行政代執行

道路に面した大量の衣類。
愛知県蒲郡市にあるゴミ屋敷だ。

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衣類や食器などが約50メートルにわたって積まれ、道路にまではみ出し異臭を放ち苦情が相次いでいた。

市職員:
それでは撤去作業を始めてください。

午前9時から始まった行政代執行
市職員と業者の17人が服などをカゴに入れて次々と運び出していった。

蒲郡市は3年前に制定したいわゆる「ごみ屋敷条例」に基づき今回の執行を行った。

家主の60代男性が資源置き場などから20年ほどかけて集めたものとみられている。

ディレクター:(4月28日)
ただでさえ狭い道なんですが、物のせいで余計に通りづらくなっています

これは4月28日、FNNがゴミ屋敷を取材していた映像だ。

近所の住民「悪臭がする」

近所の住民:
ちょっと悪臭がしている。

近所の住民:
見た目が困るわね。

敷地には住人男性がいた。
記者が取材を試みると…

記者:
すいません、お話聞かせてもらえませんか?

住人男性は取材に応じなかった。

撤去費用400万円は住人に請求

愛知県では初めてとなる条例に基づく行政代執行。
撤去作業は5月21日まで続き、約400万円の費用は住民男性に請求される。

(5月18日放送分イット!より)