テロの脅威を水際で防ごうと、福岡市の博多港で29日、海上保安部や警察などが合同でテロ対策の訓練に臨みました。
◆訓練のようす
「小型船が停船命令に応じないことから、巡視艇の小銃射手が海面に向けて威嚇射撃を行いました」
博多港に停泊中の客船に接近する不審船を停止させようとする海上保安官。
不審船に乗り込み、テロリスト役を素早く制圧しました。
毎年この時期に博多港で行われている訓練には、税関や出入国在留管理局、消防など、合わせて10の機関から約100人が参加しました。
過去にテロを起こそうとした不審者が、港に入るフェリーに乗っているという想定で行われ、ターミナルに潜んだテロリスト役の制圧や毒物がまかれた場合に対応する手順などを確認しました。
◆福岡海上保安部 山下雄一郎 部長
「外国船の往来の激しい対馬海峡も抱えていますし、そういった所からテロリストが入ってくることも考えられるところであります。監視警戒体制は引き続き強化して、万全を期したいと思っております」
福岡海上保安部は、「テロの防止には市民の皆さんの『警戒の目』も非常に重要で、不審なことや異変があったらすぐに知らせてほしい」としています。
