フィギュアスケート・グランプリシリーズ第1戦、フランス大会に新潟市出身の中井亜美選手が出場。フリーで代名詞のトリプルアクセルを決め、逆転優勝しました。
グランプリシリーズ開幕戦のフランス大会。
ミラノ・コルティナオリンピック銅メダルの中井亜美はショートプログラム、冒頭の大技トリプルアクセルが一回転になってしまい、このジャンプの得点が入りません。
その後の3回転ジャンプは成功させ、高い出来栄え点をとりますが、70.66で3位に。
【中井亜美 選手】
「トリプルアクセルを失敗してしまったときは、引きずられたというか『跳べなかった…』という気持ちが出てしまった。悔しい気持ちでいっぱい」
トップと5.65点差で迎えたフリー。
【中井亜美 選手】
「初めてプレッシャーを、ショートを終えてからきょうの(フリーの)朝に感じていて、公式練習でも6分間(練習)でも自分自身を信じることができていなくて…」
トリプルアクセルは演技直前の6分間練習でも不調のままリンクに立ちます。
そして演技本番、回転軸がやや乱れたものの見事着氷!中井の表情に笑顔が戻ります。
波にのった中井はその後も3回転のコンビネーションジャンプなど6つのジャンプをすべて成功。圧巻の演技を見せつけます。
スピンやステップなどでも高い表現力と持ち前の笑顔で最高評価を獲得。最後は力強いガッツポーズが飛び出しました。
演技終了後、笑顔で声援に応えていた中井でしたが、リンクを降りる際には涙も…
フリーの得点は自己ベストタイの149.08。ショートとの合計は219.74となり、逆転優勝を果たしました。
【中井亜美 選手】
「100点満点の出来ではなかったが、緊張感のある中でギリギリだったが、耐え抜いて着氷できたのはすごく大きな経験になったし、こういう状況でも成功できると学んだ。次のアメリカ大会も自分自身が持っている最高の演技を届けて、ファイナルに進むのが今の目標」
中井は11月に行われるグランプリシリーズ第4戦、アメリカ大会に出場する予定です。
