このイベントは広島大学と大企業向けクラウドサービス開発を手掛けるIT企業のドリーム・アーツが主催したもので、県内の大学生や院生など31名が参加しました。両者はこれまで県内学生のスキル向上を目的とした実践的なコンテストを3回開催。
今年は「Capture The Flag Contest」と題してサイバー攻撃への対策の重要性を踏まえたセキュリティ競技を10月24日から2日間行いました。
参加者は3人1組のチームを組み、30時間の制限時間内に、競技用に用意されたウェブアプリケーションの「脆弱性」と呼ばれる弱点を発見し、証明する課題に挑みました。
プログラムの設計図にあたるソースコードは公開されず、アプリの動作や反応などを手がかりに参加者は調査を進めますが、有力と考えた仮説を一つずつ検証しても新たな発見につながらず、突破口を見いだすことに苦労していました。
別の参加学生は「AIを使えば何でも解決できるわけではなく、弱点を見つけるには自分自身が基礎知識を身につけ、応用する力が欠かせない」と述べ、AIの活用方法について身をもって感じていました。
競技では技術や知識だけでなく、限られた情報から仮説を立てて検証する力や、仲間と協力して問題を解決する力も問われます。学生たちは互いの気づきを持ち寄り、迫る時間の中で実践的な力を磨きました。
