長野県内でキノコ採りでの遭難が相次ぐ中、上田警察署では「似顔絵捜査官」の経験もある警察官が「ホラー漫画」を意識したイラストを描き、注意を呼びかけています。
上田市の上田警察署。
正面玄関に置かれたホワイトボードには、大きく見開いた目に、「たすけてーっ」の叫び声。
迫力のあるイラストは地域課の池井博人巡査部長が描いたものです。
キノコ採り遭難への注意を呼びかけています。
上田警察署 地域課・池井博人巡査部長:
「気楽に行き、当たり前に帰れるつもりが、トラブルに巻き込まれ帰れなくなる(ケースも)」
県内で相次ぐキノコ採り遭難。
県警によりますと、今シーズンは14件発生していて、2025年の同じ時期に比べ4件増加。
死者も6人出ています。
そこで、署のホワイトボードを使ってキノコ採りの危険性を伝えることにしたのです。
容疑者の人相を聞き出し顔を描く、「似顔絵捜査官」の経験もある池井巡査部長。
これまでにも交通事故への注意を呼びかけるイラストを描いてきました。
今回、参考にしたのは―。
上田警察署 地域課・池井博人巡査部長:
「インパクトがあり、おっかないという気持ちを伝えたいと思って、楳図かずおさんのタッチをネットで調べて、紙に描いて」
「ホラー漫画の神様」とも呼ばれる楳図かずおさん。
この「恐怖の表情」で山に潜む危険を訴えています。
上田警察署 地域課・池井博人巡査部長:
「ここに書いてあるように、場所を家族に伝えるとか、一人で山に入ると何かあると連絡を取れなくなる。足を止めて、見てもらうとうれしい」
県警はキノコ採りの際は「単独行動を避ける」「入山場所や予定を家族と共有する」ことなど注意を呼びかけています。
