ニューヨーク・セントラルパークの名物が姿を消すことになります。
アメリカ・ニューヨーク市議会は22日、名物として親しまれてきたセントラルパークの観光馬車の営業を2028年6月までに段階的に廃止する法案を賛成多数で可決しました。
この法案は2026年6月、インドから観光で訪れていた18歳の男性が暴走した馬車から投げ出され死亡した事故をきっかけに議論が加速したもので、動物愛護や安全対策の観点から廃止を求める声が高まっていました。
市は今後、200人ほどの馬車の保有者や御者らに対し、再就職支援などを行うほか、引退するおよそ180頭の馬についても人道的な受け入れ先の確保を義務付けます。
セントラルパークの馬車は1858年以来、観光名物として親しまれてきましたが、馬への負担が大きいうえに、公園の利用者にとって危険だという声が上がっていました。
市議会は「現代の都市環境では安全面の懸念が大きい」として、170年近く続いた歴史に幕を下ろすことを決めました。
