今年で50回目を迎えた宮崎県西米良村の「やまびこ花火大会」 村人に愛され、温かいおもてなしで受け継がれてきた花火大会の現場を、西米良村で育った女性カメラマンが追いました。
花火の音が山々にこだまし、やまびことなって響きわたる「やまびこ花火大会」
今年で50回目の節目を迎えました。
山々に囲まれた自然豊かな西米良村。
県内で最も人口の少ない小さな村です。
この村の一大イベント「やまびこ花火大会」は、実行委員や役場の職員、それに消防などおよそ80人が準備に携わっています。この日、会場となる一ツ瀬川河川敷では本番に向けた設営作業が進められていました。
(西米良村役場 中武賢治さん)
「役場に入った最初の年からずっとなので、約30年ですね。最高のお出迎えをして、皆さんに楽しんでいただければと思います」
(西米良村役場 坂本大地さん)
「自分が小さいころからも、続けてくる度に頑張ってきてくれた職員の人達にも感謝しないといけないし、これをまた続けていきたい」
今年、国富町から移住した伊藤風太さん。
花火大会に参加するのは初めてです。
(国富町から移住 西米良村役場 伊藤風太さん)
「ひとりになっている人を放っておかない村民性や、すごく温かく声をかけていただいてありがたいなと思っています。会場もばっちり整えて、皆さんに楽しんでいただける準備を進めていきたいと思います」
そして、花火大会当日は、約5000人が来場
(宮崎市からの観客)
「目の前で(花火が)上がるから、毎年楽しみに来てます」
(高鍋町からの観客)
「西米良村に住んでいたので、久しぶりに来ました」
「楽しみです」
花火大会の進行を担当するのは、西米良村語り部の会の中武軌子さん。花火の合間に、村に伝わる民話を語り会場を声で彩ります。
(西米良村語り部の会 中武軌子さん)
「きょうで50回だから、40回くらいやってるのかな。花火というものがみんなの心にどれだけ届くのかな。この花火のように大きな音で西米良を包んでほしいかな。それを思って、きょうもみんなと一緒に頑張ってみたいと思います」
そして、50年の思いを込めた花火大会
約5000発の花火が上がった
(観客)
「楽しかったです」
「みんなでまた来年も来たいと思います」
「来年も行きます!」
西米良村の人々の思いが詰まった「やまびこ花火大会」
これからも、この場所で続いていきます。
