鹿児島市のアミュプラザ鹿児島が、2026年度に大規模なリニューアルを実施する。17年ぶりとなるディズニーストアの常設店オープンや、南九州初出店の店舗が相次いで登場するなど、地域の注目を集める内容だ。10月13日に開かれた会見で詳細が明らかになり、11月以降、段階的に新店舗がオープンしていく予定である。
売り場面積の約13%、6000平方メートルが対象
2004年に開業したアミュプラザ鹿児島は、2025年度に2448万人が訪れた鹿児島を代表する商業施設だ。今回のリニューアルでは、売り場面積の約13%にあたる6000平方メートルを対象に、約50店舗が段階的にオープンする計画となっている。

JR鹿児島シティの山崎慎介社長は、リニューアルのコンセプトについてこう語る。「今までレディースの色が濃かったフロアをユニセックス化、飲食や食品を取り入れて、より幅広いお客さんに来ていただきたい」。さらに「皆さんにピッタリ寄り添うような『ピッタリニューアル』として進めている」と、その思いを端的に表現した。
11月は注目の新店舗が一斉オープン
13日の会見では、11月にオープンする9店舗の詳細が発表された。
なかでも大きな話題を呼びそうなのが、「ディズニーストア」の県内再上陸だ。11月19日、実に17年ぶりとなる常設店がアミュプラザ鹿児島にオープンする。アミュプラザ鹿児島店限定のグッズとして、西郷さんを思わせるミッキーマウスや、ミヤマキリシマ柄の着物をまとったミニーマウスのぬいぐるみキーチェーンが数量限定で販売される予定だ。鹿児島ならではのデザインが施された限定グッズは、地元ファンにとって見逃せない一品となるだろう。
南九州初出店として注目されるのが、「芋屋金次郎」だ。焼きたての芋けんぴを楽しめるこの専門店は、11月6日のオープンを予定している。鹿児島といえばさつまいもの産地としても知られており、地域との親和性も高い。

2027年春には「スープストックトーキョー」が南九州初上陸
2027年春のオープンに向けて発表されたのが、「スープストックトーキョー」だ。素材本来のおいしさを届ける「食べるスープの専門店」として知られ、首都圏を中心に全国約70店舗を展開している。南九州では初出店となる。

会見に出席したスープストックトーキョーの担当者は「スープやおもてなしを通して目の前の人たちの体温を上げていきたい」と意気込みを語った。首都圏中心のブランドが鹿児島に根を下ろすことで、地域の飲食シーンに新たな風を吹き込みそうだ。
「街全体のにぎわいづくり」へ イルミネーションも刷新
山崎社長は今回のリニューアルを、施設単体の話にとどめるつもりはないと強調する。「鹿児島の陸の玄関口としての機能と、鹿児島の魅力を発信する役割も担っている。鹿児島中央駅だけではなく、中央駅を中心に天文館エリア、街全体のにぎわいづくりの役に立ちたい」。

商業施設のリニューアルが、周辺エリアの回遊性向上や地域全体の活性化につながることへの期待が込められた言葉だ。
毎年冬の恒例行事となっているアミュ広場のイルミネーションも、今年はデザインが一新される。11月6日に点灯式が行われる予定で、新店舗のオープンと合わせて鹿児島中央駅周辺が一気に活気づきそうだ。
2448万人が訪れる巨大商業施設の変化が、鹿児島のまちにどのような影響をもたらすのか。リニューアルの全貌が明らかになるにつれ、その注目度はさらに高まっていくだろう。
【動画で見る▶ファン待望!県内再上陸のお店も アミュプラザ鹿児島 大型リニューアル 】

