韓国軍は12日、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイル数発を発射したと発表しました。韓国軍は、韓国による極超音速兵器の試験成功に対抗する狙いがあるとみています。
韓国軍によりますと、北朝鮮は12日午前9時20分ごろから、平壌付近から日本海に向けて異なる種類の弾道ミサイル数発を発射しました。このうち1種類は900キロ以上飛行したということです。
韓国の聯合ニュースは、今回発射されたミサイルについて、極超音速ミサイルの可能性がある一方、通常の弾道ミサイルだった可能性も排除できないと報じています。
韓国軍は今回の発射について、韓国が8日に李在明大統領の立ち会いのもと、国産の極超音速兵器の試験発射に初めて成功したことに対抗し、軍事力を誇示する狙いがあるとの見方を示しています。
一方、北朝鮮も10月3日、金正恩総書記の立ち会いのもと、極超音速弾頭を搭載したとする中距離ミサイルの発射訓練を行ったと発表しています。
極超音速兵器は、音速の5倍以上の速さで飛行しながら軌道を変えることができるため、探知や迎撃が難しく、「戦場のゲームチェンジャー」として注目されています。
韓国メディアは、南北間で極超音速兵器の開発競争が進んでいるとの見方を伝えています。
