越前町のふるさと納税の返礼品に不正な表示があった問題を巡り、福井県は全ての市町に対して、返礼品の点検を求めたことを明らかにしました。
越前町のふるさと納税の返礼品を巡っては、「越前がに」と表示しながら水ガニを原材料の半分以上使用するなど、名産品のブランドを保護するGI法に違反する表示があったとして、9月24日に農林水産大臣が越前町に対し、措置命令を出しています。
1日に開かれた県議会ではこの問題が取り上げられ、県は県内全ての市町に対してGI法に関連する返礼品の全数点検を指示したことを明かしました。
県内では、越前がにのほか吉川ナス、山内かぶら、上庄さといも、若狭小浜小鯛ささ漬が地理的表示(GI)保護制度に登録されています。
また県は、11月の越前がに漁解禁以降、1.1キロ以上の大型のカニにはICチップが内蔵されたタグを取り付け、消費者がスマートフォンで漁業者や水揚げ漁港などの情報を確認できる仕組みをつくるとしています。
また10月16日には、県内の関係者を集めて農林水産省の職員を招いたGI法の研修会を実施するということです。
県はこうした取り組みを通して、制度の理解徹底やブランド価値の維持を図りたい考えです。
