冬の風物詩に“雪なし”…飛騨古川の『三寺まいり』 シンボルのろうそく作る雪は山から運ぶ

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  • 岐阜県飛騨市で縁結びのお参りとしての人気の「三寺まいり」に異変
  • 例年は一帯が雪景色になるはずが…雪不足でろうそく用の雪もかき集め
  • 雪のろうそくが揃うのか不安視もされた中、何とか開催

今年は少し様子が違う「三寺まいり」

飛騨古川の冬の風物詩、縁結びのお参りとしても知られる「三寺(さんてら)まいり」。雪深い町をろうそくの明かりが彩る幻想的な行事だが、今年は少し様子が違うようだ。

岐阜県飛騨市の古川町で毎年この時期に行われる「三寺まいり」。

浄土真宗の宗祖・親鸞聖人を偲び町内3つの寺を参る伝統行事だ。

明治、大正時代、長野県の製紙工場へ出稼ぎにいった若い娘達が帰省した際のお見合いの場となっていたことが転じて、今では「縁結びのおまいり」として知られている。

優しく揺れる明かりに包まれる古い町並み。しかし今年は例年と少し様子が違う…。

飛騨市まちなか観光案内所 北平さん:
雪も少ないので、街中は雪があると風情があるんですけど…ちょっと寂しい気がします

白くなった屋根や道路など、例年しんしんと降り積もる雪の中で行われる「三寺まいり」。

しかし、今年は全国的な暖冬の影響で雪がない中での開催に。

シンボルの雪で作った大きなろうそくも…。

飛騨市まちなか観光案内所 北平さん:
今年はちょっと山の方まで取りに行かれて、業者の方も苦労されたと思います。晴れの日が続いてちょっと溶けちゃったりして…。ホントに今日本数がそろうのかなと心配はしていました

それでも、願いを込めて手を合わせる人々の姿を、今年も変わずろうそくの明かりが優しく照らした。

(東海テレビ)

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