五輪金メダルの大野、「ケツ股」の芳田がともに準決勝進出決める

きのうは男子66キロ級で丸山城志郎が涙の初優勝、
女子52キロ級で阿部詩が貫禄の世界柔道2連覇を果たし、ダブル金メダルに沸いた日本武道館。

きょうの世界柔道3日目は五輪王者と世界女王が登場、連日のダブル金メダルに期待がかかる。
男子73キロ級はリオ五輪金メダリストの大野将平(27)
女子57級は2連覇を目指す芳田司(23)。

リオ王者の大野はここまでの4試合をオール一本勝ちと、危なげない戦いぶりで準決勝へ駒を進めた。

一方、女子の芳田はロンドン五輪で金、リオ五輪で銅の実績を持つ松本薫に代わり、この階級の絶対的エースに成長した。
一番の得意技は自己流の内股で、彼女自身「ケツ股」と呼んでいる。
通常の内股は相手をももに乗せて投げるが、芳田選手は尻に乗せて投げる。
準々決勝は相手に先に技ありを取られる苦しい戦いだったが、延長で一本勝ち、見事 準決勝に進出した。
世界の強豪相手に芳田の「ケツ股」が炸裂するか、注目したい。

芳田の最大のライバルとなるのは、昨年の銅メダリスト・出口クリスタ(カナダ) 。
日本生まれ、日本育ちで2017年に父親の母国であるカナダ国籍を選択した彼女が、連覇を狙う芳田にとって最大の壁となることは間違いない。

今年の世界柔道は来年の東京五輪の代表選考にも大きな影響を与える。
優勝者が11月に行われる柔道グランドスラム大会(大阪)も制すると、強化委員会の出席者3分の2以上の賛成を得られれば代表入りが内定。
各階級。五輪の枠はただひとつ。来年に迫った代表争いも大きく左右する。

「2019世界柔道選手権 3日目」
男子73キロ級、女子57キロ級の準決勝・決勝の模様は
今夜7時からフジテレビ系列で独占中継する。

8月27日(火)午後7時~9時 ※延長対応あり