20時時点でのFNN議席予測(選挙区・比例の合計)では、憲法改正に前向きな自民党、公明党、日本維新の会の合計は79議席で、改憲勢力が維持できるか注目されていた議席数「85」を下回った。

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予測では非改選の議席数を加えた議席数は158となり、憲法改正の発議に必要となる議席数(164)を下回ることになる。

自民党 57(67)
公明党 13(11)
維新 9(7)

合計 79議席
※()は改選前の数字

一方の野党は、立憲民主党が改選前と比べて倍増、国民民主党は議席数を減らす予測となった。また、山本太郎代表が率いるれいわ新選組は1議席増える予測。

立憲 20(9)
国民 5(8)
共産 8(8)
れいわ 2(1)


この議席予測を受け、「Live選挙サンデー 令和の大問題追跡SP」には元大阪府知事の橋下徹氏が生出演した。

宮根:
FNNの議席予測が出ましたけれど、どういう風にご覧になりますか?

橋下氏:
本当に残念ですね。もう、衆参ダブル選挙やってほしかったんですよ。国を大きく動かす手段が選挙なんです。これは憲法改正だけじゃなくて、靖国参拝もそう、辺野古の問題もそう。ありとあらゆる、今まで国が動かなかった問題を大きく動かすのが選挙だったのに、やっぱり安倍さんは守りに入ってしまった。やっぱり選挙を活用することに関しては、朝日新聞や毎日新聞は反対しますけれど、大体朝日新聞や毎日新聞の反対のことやっていれば、日本は正しい方向に行くんです。

宮根:
(笑)

橋下氏:
だから衆参ダブルで国民のエネルギーをバーッと巻き起こして、いろんな課題に関して賛否を問うっていうことをやってほしかった。残念です。

宮根:
安倍総理は大勝負できなかったいくじなしということですか?

橋下氏:

またそうやって煽らないでくださいよ…でもね、安倍さんは、安倍政権は選挙前の情勢調査から、過半数とることは確定していたんだから、ここはもう不利になるようなこと、批判を受けるようなこと、これをあえてどんどん出してね、それで令和の時代につなげてほしかった。

宮根:
安倍総理に、この後橋下さんから直接ぶっこんでもらいますんで、よろしくお願いします。


(「Live選挙サンデー」7月21日放送分より)



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プライムオンライン編集部
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