愛知県豊田市のトヨタ自動車系のばね製造工場で6日朝、爆発事故があり、男性1人が死亡、2人がケガをしました。

工場前には金属がこげたようなにおいが漂い、建物は窓が完全に吹き飛び、屋根が垂れ下がっています。

警察と消防によりますと、6日午前8時すぎ、豊田市深見町の自動車用のばね製造大手「中央発條」の藤岡工場で、「工場の屋根が吹き飛んだ」などと従業員から119番通報がありました。

建物の中の集塵機が爆発したとみられ、40歳の男性が死亡、このほか52歳と44歳の男性2人が軽いケガをしています。

この工場では、2023年10月にも大規模な爆発事故が発生して部品の供給が停止し、トヨタのグループ8つの工場の生産ラインが約1週間にわたり停止する影響が出ていました。

今回の事故について「中央発條」は「状況を確認中」としています。

東海テレビ

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