大型で非常に強い台風30号は23日午後4時50分現在、沖縄県の先島諸島に最も接近しています。
ここからは、徳田留美気象予報士と見ていきます。
台風30号は現在、先島諸島と台湾の間を北上しています。
――進路はこの後どうなりそうですか?
徳田気象予報士:
この時間は石垣島など先島諸島が台風の暴風域に入っていて、大荒れのピークとなっています。線状降水帯の予測が八重山地方と宮古島地方に出ていて、24日の明け方にかけて警戒が必要です。25日の夜から26日ごろになりますと、台風のまま九州に接近して上陸する可能性もあります。そしてその後、温帯低気圧に変わりながら本州付近を進む予想となっています。
――台風が温帯低気圧に変わりながら列島を横断するという予想ですが、週末も影響は受けそうですか。
徳田気象予報士:
24日土曜日の天気図を見ると、台風はまだ沖縄付近ですが、秋雨前線が西日本にかかる予想です。25日になると台風は少し北上しますが、秋雨前線がまだ本州付近にかかり続ける見込みです。特に注意していただきたいのが、週明け月曜日の26日です。台風は次第に温帯低気圧に変わる予想ですが、秋雨前線と一体化しそうです。前線の南側には夏の暖かい空気、北側には秋本番の涼しい空気があって、この空気がぶつかり合って前線の活動が非常に活発になる恐れがあります。つまり、広い範囲で大雨に警戒が必要になります。
その辺りを踏まえて、雨と風の予想で詳しく見ていきましょう。
徳田気象予報士:
25日の朝から見ていくと、台風は渦を保ちながらゆっくりと九州へと近づきます。25日の夜になると活発な雨雲が福岡周辺にぶつかって、上陸する恐れも出ています。九州北部としては平年10月の2倍ほどの雨量が、わずか1日で降る可能性も出てきています。その後、台風としての勢力は落ちる予想ですが、今度は前線による雨雲が活発になり、26日の明け方は四国や近畿で警報級の大雨になる恐れがあります。そして、活発な雨雲の中心はさらに東へ流れて、26日の昼ごろになると東海や北陸など、広い範囲で激しい雨となりそうです。そのあと、活発な雨雲は南の海上へと離れますが、関東でも湿った空気が入りやすい状況なので、土砂降りの雨となりそうです。
遠藤玲子キャスター:
いまは沖縄県の先島諸島で警報なども出ていて台風が最も接近している状態ですが、その後、台風が温帯低気圧に変わっても、前線の影響で広い範囲で週明けにかけても大雨に警戒が必要だということです。
