児童8人が犠牲となった大阪教育大学附属池田小学校の事件から22年となる6月8日、追悼の集いが行われた。

鳴り響く鐘の音。

8日午前10時過ぎ、事件が起きた時刻に合わせ、犠牲になった8人の児童の名前が刻まれた「祈りと誓いの塔」を前に、黙とうが捧げられた。

2001年6月8日、大阪教育大学附属池田小学校に刃物を持った男が侵入し、児童8人が死亡、15人が重軽傷を負った。

当時1年生の担任だった男性は、後悔の思いを話した。

当時1年生の担任だった 小林弘典さん:
組織として動けていなかったことが、悔やんでも悔やみきれない。結果的に、救える命も救えなかったと…。

8日のつどいで児童代表は「一人一人のかけがえのない命を大切にしていくことこそが、事件を風化させない第一歩」と、追悼の言葉を捧げた。
(「Live News days」6月8日放送より)
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