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「勝負のカギは食事」福士加代子さんが自身の“経験”からエール「年齢は関係ない。練習すればいけるのよ!」『2時間20分』を切る“高速レース”に期待 大阪国際女子マラソン|FNNプライムオンライン

「勝負のカギは食事」福士加代子さんが自身の“経験”からエール「年齢は関係ない。練習すればいけるのよ!」『2時間20分』を切る“高速レース”に期待 大阪国際女子マラソン

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2024年、前田穂南選手が19年ぶりに日本記録を更新するなど、数々のドラマが生まれてきた大阪国際女子マラソン。

ロサンゼルスオリンピックの代表選考に直結するマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権をかけた戦いに、日本のトップランナーたちが集結する。

トラック種目・マラソンで4大会連続でオリンピックに出場し、大阪国際女子マラソンでも2度優勝した経験を持つ福士加代子さんが、今大会の見どころを徹底解説した。

■「日本記録更新が期待できるペース」高速レースが期待できる大阪国際女子マラソン

ことしの大阪国際女子マラソンは、ロサンゼルスオリンピックの代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権をかけた戦いだ。注目は、このレースが2年前と同様に高速レースとなる可能性が高い点だ。

福士さんは「前田穂南選手が2年前に日本記録を出したときと同じ、2時間20分を切るペースでトップ集団はいきます。日本記録更新が期待できるペースですね」と語る。

2年前、前田選手が記録した「2時間18分59秒」という驚異的なタイムは、50メートルを常に10秒以内で走り続けるペースに相当する。想像を絶するスピードだが、ことしもそのレベルの高速レースが期待されている。

前田穂南選手
前田穂南選手
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■「年は関係ない。練習すればいけるのよ」福士さん

今大会では、世界ランキング7位のエデサ選手(33歳)という強敵も参戦します。エデサ選手は2年連続で大会を制しており、自己ベストは2時間17分55秒(2025年ハンブルク)というランナーだ。

福士さんは「エデサ選手はとにかく強い。勝負強さと記録の両方を持っています。2時間20分を切る選手は勝負強さも持っているので、日本選手がそのペースに食らいついたり、勝負を挑んだりすることで自分たちのペースが上がり、記録も伸びる」と説明する。

福士加代子さん:実は、前にいる選手が一番苦しい立場なんです。しかし、後ろから追う選手にとっては目標物があるため、まだ追いやすい。逃げる方がきついんですよ。

レース中、逃げる選手が後ろを見る場面がよく見るのもそのためで、目標物があることでメンタル面も保ちやすくなるとのこと。

エデサ選手は33歳ながら、去年自己ベストを更新している。

福士さんは「大丈夫!年じゃない。練習すればいけるのよ!」と話す。

福士加代子さん:日本人選手も2時間20分を切るような練習をしている。(記録が)出るタイミングや気候もある。一回(記録)を出すとそのタイミングが分かるので、一回出ちゃえばいいのよ。

エデサ選手
エデサ選手

■日本人最多となる3度の優勝を誇る松田瑞生選手

注目選手の一人が、日本人最多となる3度の優勝を誇る松田瑞生選手(30)だ。

世界選手権にも出場するなど実力は折り紙付きだが、オリンピックへの出場はまだありません。陸上人生最終章と語る松田選手にとって、夢の大舞台へのラストチャンスとなるかもしれない今大会への思いはひとしおだ。

「この1年間、結果を残すために頑張ってきました。自己記録での優勝が目標なので、この大阪を始まりにしたいと思います」と松田選手は意気込みを語る。

福士さんは松田選手について「(大阪国際女子マラソンには)5回出て3回優勝してますし、ガッツポーズが似合うから、4回目の優勝を是非見たいですね」と期待を寄せる。

福士加代子さん:しっかり練習してきているので、いいピークを迎え、疲れを抜いて本番に臨んでほしいですね。

松田瑞生選手
松田瑞生選手

■大阪でのリベンジを誓う伊澤選手 給水のポイントを福士さんが解説

大阪でのリベンジを誓っているのが伊澤菜々花選手(34)だ。一度は現役を退いたが、競技に復帰。前回の大阪国際女子マラソンでは25キロ付近で脱水症状などの影響で失速し、8位という結果に終わった。

「本当にこのレースが最後になるかもしれないくらいの気持ちでやっています。今回の大阪もしっかり結果を求めて走りたいと思っています」と伊澤選手は語る。

福士さんは「去年本格的にマラソンに挑戦したものの、後半に脱水症状になってしまい練習の成果を出せなかったようです。今回は給水の練習もしっかりしてきていると聞いています」と解説。

福士加代子さん:給水はゆっくり飲んで体内に入れることが大切。焦って『飲まなきゃ』と思うより、ちゃんと体内に入れることが重要なんです。

寒い条件下でも「発汗などで汗は出るので、いつも通り給水をしっかり取ることが大切」とアドバイスする。

伊澤菜々花選手
伊澤菜々花選手

■マラソン初挑戦!矢田みくに選手

大阪でマラソン初挑戦となるのが矢田みくに選手(26歳)。去年の世界選手権1万メートル代表として活躍するなど、トラック種目で着実に力をつけてきた。日本屈指のスピードランナーとして、マラソンで世界への第一歩を踏み出す。

「守るものはないと思うので、頭を使いつつ攻めつつ、とにかくゴールして笑顔で終わりたいです」と矢田選手。

福士さんも矢田選手の走りに注目する。「走り方がきれいですね。トラック選手なので、元々スピードが磨かれています。スピード選手からのマラソン挑戦は魅力的です。今はトラックとマラソンの二刀流が主流なので、ぜひそれを目指してほしい」と期待を寄せる。

矢田みくに選手
矢田みくに選手

■「勝負のカギは食事」

マラソンレースを制するための重要な要素の一つが食事だ。

福士さんは「私の場合はお米の量を増やしました。炭水化物を特に(レースの)3日前くらいから徐々に倍に。合宿中もご飯をもう一杯」と自身の経験から語る。

食事はエネルギー補給だけでなく、水分補給の役割も果たす。

福士加代子さん:お米は水分も入っているので、体内の水分補給にもなります。

福士さんは2008年で初挑戦した大阪国際女子マラソンでゴール直前に転倒したことについて「あの時は準備ができず、練習もほとんどしていなかった」と振り返る。

最後に福士さんは「速い女性ランナーの勝負する姿はかっこいいので、世界と日本の競り合いを見てほしい」とメッセージを送った。

ことしの大阪国際女子マラソンでは、どんなドラマが生まれるのか。ロサンゼルスオリンピックへの切符をかけた熱い戦いに注目だ。

(関西テレビ「newsランナー」 2026年1月19日放送)

福士加代子さん
福士加代子さん
関西テレビ
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