あすから5月、478品目の食料品の値上げが家計を直撃しそうです。
値上げ品目数は、5カ月連続で2024年を上回ることに。
買い物客は「全てがどんどん値上げしているから、当たり前みたいになってきてる」と話し、終わらない食料品の値上げにうんざりした様子。
一方で、今お得なのがレタスです。
農水省が30日に発表した野菜の価格で、レタスは前の週と比べ、28円の値下がりとなりました。
サラダだけでなく、しゃぶしゃぶやチャーハンにも使うレタス。
取材したスーパーでは、2024年12月の価格は約300円でしたが、30日はその3分の1の100円ほどになっていました。
アキダイ・秋葉弘道社長:
3月に出回るやつがちょっと出遅れたんですよね。それが4月にずれ込んできて、3月・4月と気温がよくて、暖かくて非常に生育が良くなったんで、前倒しの上に遅れているものもあるから、結構バーッと下がった。
安さの訳は、生育が遅れていたものが出回るようになったため、値下がりしたといいます。
今、買いともいえるレタス。
茨城県のハンバーガー店「Hi-Five」の片平敦士さんも「いつもよりちょっと多くレタス入れちゃうくらいかな。でもこれ(安値)がずっと続くとは誰も思ってないと思うからね」と話し、通常より多く入れるサービスっぷりです。
今後の価格はどうなりそうなのでしょうか。
2週間ほど前に植えたというレタスは、今はまだ小さいですが、あと1カ月ほどで収穫できる大きさになるといいます。
カラフル野菜の小山農園・小山三佐男代表:
一番さみしいのが、豊作で出せなくて畑で処分しちゃうというのが一番悲しい。地産地消じゃないが、東京都の野菜が元気だよというのをアピールしたいし、ぜひ食べていただきたい。
レタスは5月前半までは平年を下回る価格で推移し、その後は平年並みになる見込みです。