ゴールデンウィーク真っただ中の東京・浅草。
多くの外国人観光客のお目当ては意外なものでした。
2024年の訪日旅行者は過去最多の3686万人となった中、多くの外国人が注目しているのがコンビニグルメです。
海外で人気の“ジャパニーズ・コンビニ”。
SNSでは、たくさんの外国人が日本のコンビニグルメを投稿していました。
そんな中、30日午後、セブン-イレブンを運営するセブン-イレブン・ジャパンが、こうした訪日外国人をターゲットにした商品戦略を発表。
セブン-イレブン・ジャパン 統括マネージャー:
インバウンドの代表的なセブン-イレブンの人気商品としては、タマゴサンドがあります。
東京オリンピック以降、SNSで人気に火が付いた「タマゴサンド」や月間800個売る店舗もあるという「皮むきりんご」などのカットフルーツ。
外国人向けに「WASABIめし」と名前を変えたワサビ系商品が人気を博していました。
実際にスムージーを飲んでいた人に話を聞きました。
オーストラリアからの観光客:
イチゴのスムージーだよ!ナンバーワン!
さらにコンビニのイートインで食べたというのが…。
用意したのはファミチキとパンケーキ。
その2つをまさかの合体。
斬新すぎる組み合わせですが、互いの良さを引き立て合うのか、意外にも相性はばっちりなようです。
選んだ訳を聞くと、「TikTokだよ!動画で食べてるのを見た!」と話しました。
今、SNSでは、コンビニでパンケーキとチキンを買ってサンドして食べるアレンジレシピが大人気なんです。
そのまま味わうだけでなく、様々な工夫を施してもおいしい日本のコンビニグルメ。
さらに、メキシコから来た女性たちが買っていたのはイチゴのサンドイッチ。
セブン-イレブンの人気スイーツもTikTokで「おいしすぎる」と大バズり。
イタリア人の女性も堪能していました。
さらに、彼女たちがドはまりしているのは、こちらもセブン-イレブンの「チョコっとグミ」。
イタリアからの観光客:
私たちの国にはこういうものないけど、めっちゃ好き!セブン-イレブンに行くたびに買っています。
シャインマスカット味のグミをチョコでコーティング。
年間売り上げ10億円以上を誇る人気商品をゲットしていました。
さらにオーストラリアから来た男性グループは、意外な理由でピザまんをチョイスしていました。
オーストラリアからの観光客:
とってもおいしいよ!僕はベジタリアンだから、食べられるものが限られるからね。これなら僕でも食べられるよ。
お肉が入っていないから選んだといいますが、食材まで調べたかというと…。
オーストラリアからの観光客:
味がしなければ大丈夫さ!知ってて食べなければいいルールなのさ!
2025年は4000万人にも及ぶとされる訪日外国人。
日本が誇るコンビニグルメへの注目はより高まっていきそうです。