アメリカのトランプ大統領は、ウクライナへの攻撃を続けるロシアに対し追加の制裁を加える可能性を示唆しました。

一方、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナとの停戦交渉に前提条件なしで応じる姿勢を見せ、交渉の行方が注目されます。

トランプ大統領は26日にSNSで、ロシアが民間人のいるウクライナ領内に攻撃を続け、多くの市民が犠牲になっていることを非難した上で、「プーチンが停戦を望んでいるようには思えない。私をもてあそんでいるだけだ」と不信感を示し、ロシアと取引する第三国を制裁対象にする「2次制裁」に踏み切る可能性を示唆しました。

一方、ロシアの国営通信は26日、ペスコフ大統領報道官の話として、プーチン大統領が25日にアメリカのウィトコフ中東担当特使と会談した際、ウクライナとの停戦交渉について「前提条件なしで再開する用意がある」と繰り返し述べていたと報じました。

ロシアが前提条件なく交渉に応じる姿勢を見せたことで、今後の交渉の行方が注目されます。

フジテレビ
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国際取材部
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