ウクライナへの軍事侵攻を巡り、ロシアのプーチン大統領が宣言した30時間の「イースター停戦」は、双方が攻撃を続け実現しませんでした。

プーチン氏は、20日のキリスト教の復活祭「イースター」に合わせて人道的な配慮に基づいて軍事行動を停止するようロシア軍に命じ、日本時間の21日午前6時まで30時間の「停戦」を宣言していました。

これに対しウクライナのゼレンスキー大統領は「発言は信用できない」との見方を示しロシア軍の砲撃が1355回、攻撃が67回行われたと述べました。

一方、ロシア国防省はウクライナ軍が400回以上砲撃したと主張しました。

プーチン氏が宣言した「イースター停戦」は双方の攻撃により実現しませんでした。

タス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は20日、プーチン氏が停戦の延長を指示しなかったと明らかにしました。

フジテレビ
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国際取材部
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