ウクライナ侵攻を巡って、ロシアのプーチン大統領が30時間の停戦を宣言したのに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は「攻撃は続いている」と非難しました。
プーチン大統領は19日、人道的配慮に基づき、「キリスト教の復活祭において停戦を宣言する」と述べ、19日午後6時から21日午前0時まですべての攻撃を停止するようゲラシモフ参謀総長に命じました。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、プーチン氏が宣言した停戦開始時刻以降、「ロシア軍が387回の砲撃と46回の攻撃があった」などと非難しました。
これに対し、ロシア外務省高官は「前線ではごう音が響いている」と述べ、ウクライナ軍による攻撃も続いていると指摘しました。
ウクライナ側は、プーチン氏が宣言した停戦期限の終了後もさらに30日間の停戦を提案していますが、実現するかは不透明です。