タイで16日、ロケット祭りのロケットが爆発する事故が発生した。
全長約2メートル、火薬約120kgを積んだロケットが見物客の中に落ち、38人がけが、うち6人が重傷だという。
打ち上げ時に何らかの不具合があったとみられている。
雨乞いのためのロケット祭りで爆発事故
タイ・ローイエット県で16日、「雨乞い」のために打ち上げられたロケットが爆発する瞬間をカメラがとらえていた。
この記事の画像(11枚)現場となったのは、毎年この時期に開かれるロケット祭りの会場だ。
集まった約3000人もの見物客の中に落ちて爆発したロケット。
全長約2メートルで約120kgの火薬を積んでいたという。
祭りでは五穀豊穣(ほうじょう)を願い、“ロケットが高く上がれば、雨に恵まれる”と信じられている。
横向きで見物客の方に向かい、2度目の爆発
ロケットは1度目の爆発の直後、横向きになっていて、見物客の方へ向かったあとに2度目の爆発をしていた。
打ち上げの際、何らかの不具合があったとみられるロケット。
この爆発で38人がやけどなどのけがをして、このうち6人は重傷だという。
(「イット!」 6月18日放送より)
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