黒字決算を装い銀行からおよそ5億円の融資を受ける契約を結んだ疑いなどで、大阪市にある医療機器商社の元社長らが逮捕された。

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詐欺の疑いで逮捕されたのは、医療機器商社「白井松器械(しらいまつきかい)」の元社長弘野俊彦(ひろの・としひこ)容疑者(62)と元専務取締役羽田同徳(はだ・とものり)容疑者(68)。

2人は2024年3月、会社の業績が赤字であるにも関わらず黒字決算であると装い、銀行からおよそ5億円の融資を受ける契約を結んだ疑いなどが持たれている。

白井松器械(しらいまつきかい)は大阪市にある明治時代創業の老舗企業で、捜査関係者によるとほかの金融機関に返済するために犯行に及んだという。

ーー金融機関を欺くために決算書を粉飾して、融資金を詐取していませんでしたか
逮捕前の弘野容疑者:

…(無言)

ーー事実であれば詐欺罪に当たると思いますが
逮捕前の弘野容疑者:
…(無言)

警察は2人の余罪について捜査している。

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関西テレビ
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