アメリカ・シカゴで今、多発している集団強盗。
複数の防犯カメラ映像からある共通点が浮かび上がってきた。

イリノイ州シカゴのスポーツ用品店で目撃されたのは、大人数で盗みに入る窃盗団。

全員がフードやマスクで顔を隠し、手には大きな袋を持って押し入っている。

こじ開けたドアの隙間から次々と店に入っていくが、中には、うまく入れず力ずくで隙間を広げる男もいる。

さらに、別の店舗でも同じように顔を隠した泥棒6人が盗みに入る映像をシカゴ警察が公開した。

シカゴでは、この3カ月余りで、少なくとも11件の窃盗事件が発生。
警察は大規模な窃盗グループによる犯行とみている。

このグループの手口は、盗難車に数人が乗り込んで犯行現場に向かい、マスクなどで顔を完全に隠し店に侵入。
時には、正面入り口に車を衝突させたあと、店に押し入ることもあるという。

シカゴ警察は、店側に対し、警備を強化するなどの対策をするよう注意を促している。