中国共産党で、汚職の摘発を行う党中央規律委員会などは18日、農業農村相を務める唐仁健氏を、重大な規律違反や違法行為を行った疑いで調べていると発表した。現職の閣僚が調査の対象になるのは異例。

具体的な容疑は明らかにされていないが、唐氏は閣僚として中国の農業振興を進める役割を担ってきた。

中国では、汚職の取り締まりが強化されていて、2023年以降、外相、国防相が相次いで解任されている。