小浜市にある小浜神社の例祭「お城まつり」が2日から始まり、呼び物の「雲浜獅子(うんぴんじし)」が市内を賑やかに練り歩きました。
 
雲浜獅子は、390年前の江戸時代 小浜藩主・酒井忠勝が、現在の埼玉県 川越から国替えで小浜に移る際に舞い手を連れてきたのが始まりとされています。
 
コロナ禍の影響で、雲浜獅子が市内を練り歩くのは実に5年ぶり。2日は小学生から高校生までの子供たちも参加し、地域の人が見守る中、賑やかに舞を披露しました。
 
雲浜獅子保存会では、少子高齢化などによる人手不足で、今回初めて女性や地区外からも参加者を募り、合わせて5人が笛吹きに加わりました。
 
2頭の雄の獅子が1頭の雌の獅子をめぐって争う舞は、飛び跳ねるような独特な動きが特徴です。お城まつりの雲浜獅子は3日も奉納されます。

福井テレビ
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