がん治療中のイギリスのチャールズ国王は、市民の前に姿を見せての公務を再開した。
チャールズ国王は30日、ロンドン市内にあるがん治療施設をカミラ王妃とともに訪れた。
関係者の出迎えを受けたチャールズ国王は、しっかりとした足取りで車から降り、王妃とともに笑顔で手を振りながら施設に入っていった。
約45分間にわたる視察で国王夫妻は、医療従事者や患者と面会し、その後、施設の外で待っていた子どもたちから花束を受け取り、笑顔で施設をあとにした。
75歳のチャールズ国王はことし2月にがんと診断されて以降、市民の前に姿を見せての公務を見送っていた。