25日、嘉手納基地内で行われたアメリカ軍による不発弾処理を巡り、木原防衛大臣は住民への避難要請が緊急になったことについて陳謝したいっぽうで、地域の安全を第一とした対応だったと理解を求めました。

アメリカ軍は25日、嘉手納基地の工事現場で見つかった500ポンド砲弾の不発弾一発を爆破処理しました。

防衛省によりますと、不発弾が見つかったのは4月23日の午後5時ごろで、木原防衛大臣は、「不発弾は、雨による土砂崩れで、危険性が高まる恐れがあり早急な処理が必要な状況だった」と述べました。

木原防衛大臣:
『住民の皆様方には緊急の避難の要請については大変申し訳なく思っておりますが、これは地域の安全を第一にしたものでご理解いただたいなと思ってます』

処理作業にあたって国道58号線は、嘉手納ロータリー交差点から水釜交差点までが午後7時からおよそ3時間にわたって通行止めとなったほか、避難所には少なくとも29人が避難しました。

沖縄テレビ
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