2020年に起きた長野県宮田村の銃撃事件で殺人未遂の疑いなどで逮捕された指定暴力団「絆會」幹部の金成行被告(55)が、2022年、水戸市で起きた暴力団幹部の殺害事件にも関与した疑いが高まったとして、茨城県警が近く殺人などの疑いで逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかりました。

2022年1月17日、水戸市の指定暴力団山口組系事務所で、同組系の男性幹部(当時40)が頭などを撃たれて殺害される事件がありました。

茨城県警は25日、金被告の身柄を長野県から移送し、近く殺人などの疑いで逮捕する方針です。

金被告は、2020年9月、長野県宮田村で暴力団関係者の男性のわき腹を拳銃で撃ち重傷を負わせたとして、2024年2月1日、殺人未遂の疑いで仙台市内で逮捕、その後、起訴されています。

金被告は重要指名手配されて、逃走中に水戸市での事件に関与した疑いがあるとして、逮捕状が出されていました。

長野放送
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