宮城県栗原市内の小学校の男子児童がいじめが原因で不登校になった疑いがあるとして市が「重大事態」と認定した事案で、第三者委員会は「学校の対応が不適切だった」とする報告書をまとめました。

4月25日は有識者などで構成する第三者委員会が、調査の報告書を栗原市の千葉睦子教育長に提出しました。この事案は、栗原市内の当時4年生の男子児童が、おととし11月から同級生にいじめを受けたとして不登校になったもので、市が「重大事態」に認定していました。
報告後に取材に応じた第三者委員会は、今回の事案がいじめに該当するか明言を避けましたが、学校側の対応には不適切な部分があったと指摘しました。栗原市は5月、再発防止策を公表する方針です。

仙台放送
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