高知と愛媛で最大震度6弱を観測した地震からきょう4月24日で1週間です。宿毛市では復旧作業が続いています。

先週17日夜に発生した豊後水道を震源とする地震では、宿毛市で震度6弱を観測。高知地方気象台によりますと、豊後水道を震源とする震度1以上の地震はきょう正午までに県内で54回観測されています。

宿毛市内ではこれまでに1人が軽傷、2人が重傷を負っています。

地震から1週間たった今も屋根にブルーシートがかかっている住宅があります。宿毛市によりますと、23日時点で家屋の被害の程度を証明する「罹災証明書」を18件、保険金の請求などに必要な「被災証明書」を225件発行しています。24日も市役所には市民が書類の申請に訪れていました。

宿毛市民:
「ガラスの処分とか食器の割れたのとか、そういうのを捨てる袋をもらいに来ました。大きいのが来ないのを祈るばかり」

こちらは宿毛市社会福祉協議会です。1人で片付けが難しい高齢者などを対象に職員を派遣して被災者の支援を行っています。

宿毛市社会福祉協議会伊藤芳文事務局長:
「どうしても周りの方の支援が受けられない、支援につながっていないという方に対してボランティアという形になりますので、そういった方がいらっしゃいましたら宿毛市社会福祉協議会の方にお問い合わせをいただければと思います」
電話番号は0880-65-7665。平日は午前8時半から午後5時15分まで、土曜は午後0時半まで受け付けています。

地震発生後に立ち上がっていた宿毛市の災害対策本部は24日午後4時20分に解散しました。

今回の地震で、宿毛市では被災した方々を支援するため、義援金を受け付けています。
振込先は四国銀行宿毛支店の普通口座5186409です。
市役所や支所に設置している募金箱や窓口でも受け付けています。

高知さんさんテレビ
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