調査会社のインテージは23日、2024年のゴールデンウィークにかける1人あたりの予算は平均2万7857円で2023年並にとどまったと発表した。

物価高や円安が2024年のゴールデンウィークにかける予算に影響があるかについては、「かなり影響する」「やや影響する」を合わせると63.4%だった。

過ごし方については、「自宅で過ごす」が最も高く、「外食に行く」、「ショッピングに行く」が続いた。

「国内旅行」や「海外旅行」は去年より微増だったが「海外旅行に行く」はコロナ禍前の2019年の6割程度と戻りきらなかった。

「国内旅行」に行く人の予算は、去年よりおよそ1万円増えて8万1310円となっていて、「ホテル代が去年よりも高騰していると思う」や、「ガソリン価格上昇、物価上昇」など、宿泊費の値上げや物価高に関する理由が多くみられた。

インテージは「ことしは高水準の賃上げが話題になったが思うほど予算は増加せず、物価高の影響を色濃く受けるゴールデンウィークとなりそうだ」と分析している。

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