アメリカのクリスマス商戦はオンラインが主役に

クリスマスに向けて良いものが安く買えるブラックフライデー。日本でも広がり始めており、今年も買い物客で賑わっている。しかし、近年ではブラックフライデーにも買い物に出かけず、インターネットで済ませる人が増えている。

ブラックフライデーのオンラインでの売り上げを示したグラフでは、右肩上がりに増加していることが分かる。しかし、それを大きく上回るのがサイバーマンデー。ブラックフライデーの3日後の月曜日に行われるネットショッピング限定のキャンペーンで、今年は初めて売り上げが1兆円を超えた

バーゲンセールもネットが主役になる中、ニューヨーク有数のショッピングストリートに異変が起きている。

ニューヨーク5番街のディスプレイが…

高級店が並ぶニューヨーク・マンハッタンの5番街。

毎年趣向を凝らしたクリスマスディスプレイを見るため多くの人が訪れるが、今年異変が起きているのはそのディスプレイだという。

中川真理子記者:
ショーウィンドウにはニューヨークの冬をイメージしたディスプレイです。ロマンチックでかわいらしいですが、この建物ドアが完全にしまっていて営業していないようです。

5番街では高級店の閉店が相次いでいて、この建物も老舗百貨店だったが、今年1月に閉店した。そこで地元の団体が5番街を盛り上げようと取り組んだのが、あえて「空き店舗」のショーウィンドウを飾るプロジェクトだ。

プロジェクト責任者 ジェローム・バースさん:
去年は飾り付けがなく人々はただ通り過ぎるだけだった。

5番街を歩いていた女性:
いいと思う。見ていて楽しいしクリスマスらしくていい。

閉店が相次ぐ理由は賃料の高騰とネットショッピングの台頭で、小売り店舗の空室率は2007年は4%であったが、2017年は5.8%と年々上昇している。

プロジェクト責任者 ジェローム・バースさん:
このプロジェクトは好評だが、来年は店舗が入るといい。

クリスマスムード一色の5番街に、かつてのように高級店が軒を連ねる日は来るだろうか。

(Live News days 12月5日放送分より)