山形市の菓子店がぷるぷる揺れる可愛らしい「ねこプリン」を開発した。2月からのプレ販売で大人気となり、21日から地元素材を使った「ご当地ねこプリン」として販売される。

ねこプリンを開発したのは、山形市の和洋菓子店「峰月堂」。

(リポート)
「あ、ありました…。あさって(21日)から販売されるご当地ねこプリン。緑と白・ピンクの3色あります。つぶらな瞳につるんとした表面、まさに愛でたくなる可愛さですね」

白はミルク、ピンクはイチゴミルク、緑はだだちゃ豆ミルクと3種類の味があり、すべて県産の素材が使用されている。魅力は何と言ってもこの「ぷるぷる感」。

(峰月堂・3代目鈴木宏史さん)
「SNSでねこプリンが話題になっているという話を耳にして、見た時にとてもぷるぷるしているのがかわいくて、私が一目ぼれしてこれを作りたいと。みんなに知ってもらいたいと思った」

創業から75年続く店を営む鈴木さん親子。近年、和洋菓子を扱う店が多様化する中、学生など若い人たちにも店に来てもらえるような商品をと考え、この「ねこプリン」を開発した。
今年2月からミルク味を数量限定でプレ販売すると、SNSで「かわいい」と話題になり、平日でも午前のうちに完売することもある人気商品となった。
19日もねこプリンを目当てにお客さんが来ていた。

(客)
「あした孫に持って行こうと思って、お土産を買いに来た。かわいいのできっとみんな喜ぶと思う」
「かわいくて、食べられるのかなという心配もあるが、ぷるぷると揺れているところが本当にかわいい」

(峰月堂・2代目鈴木昇社長)
「ちょっとしたブームになって、これからどこまで育つのか、ちょっと想像つかないくらい人気」

予想以上の反響を受け、考えたのが21日から販売する「ご当地ねこプリン」。
3種類の中からおすすめの「イチゴミルク」をいただきました。

(リポート)
「優しい甘さで、イチゴの華やかな香りがふわっと広がります。プリンの食感もぷるぷるです」

(峰月堂・3代目鈴木宏史さん)
「このぷるぷるとしたねこの表情を楽しんでもらって、そのあと味を楽しんでもらいたい」

店の新たな看板として売り出す「ご当地ねこプリン」。店では今後、季節の味など種類を増やしていきたいとしている。

さくらんぼテレビ
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