家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる2023年度平均の消費者物価指数が3年連続で上昇した。

総務省がきょう発表した2023年度平均の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、前の年度に比べて2.8%上昇した。

卵の上昇率が24.5%、国産の豚肉が6.0%などとなり、食料を中心に幅広い品目で価格の値上がりが続いていることなどが影響した。

品目別では、全522品目中、456品目が上昇となった。

旅行需要が回復するなか、宿泊料の上昇率も25.5%と、大きかった。

同時に発表された2024年3月の指数は、前の年の同じ月と比べた上昇率が2.6%だった。

上昇は31か月連続で、日銀の物価安定目標の2%を24ヶ月続けて超えた。

プライムオンライン編集部
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