島根県安来市の特産「島田(しまた)たけのこ」の収獲が最盛期を迎えています。

柔らかく口当たりが良いのが特長の「島田たけのこ」。安来市島田町で収獲される特産のタケノコです。3月の寒さの影響で例年より1週間から10日ほど遅く、シーズンを迎えました。集荷場には、収穫されたばかりのタケノコが集められ、大きさや等級別に箱詰めされました。
島田たけのこは、生産組合員が管理する約35ヘクタールの竹林で生産していますが、36人いる組合員の高齢化が進み、収穫量は年々減少しているということです。ただ今年は「表年」にあたり、昨シーズンより3割ほど多い25トンを出荷、1300万円の売り上げを見込んでいます。

島田加工農業協同組合・岩崎義明組合長
「例年と同じように柔らかいたけのこです。美味しいです」

島田たけのこは、関西向けに出荷され、県内では産地にあるこの直売所だけで販売されています。

購入客
「すごく有名だから食べた方が良いよと聞いたので思い切って来てみました」

兵庫県からの購入客
「僕はこのたけのこを買うためだけに(兵庫県の)湯村温泉から来ました。ここのたけのこは美味しいから」

県外にもファンの多い島田たけのこ、出荷は4月末まで続くということです。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。