長野県内はきょう18日も朝から黄砂が舞っていました。街では多くの人がマスクを着用。車の販売店では、スタッフが洗車に追われるなど、影響も出ています。

17日から県内でも観測されている「黄砂」。

気象台によりますと、18日午前9時の時点で水平方向で見通しの効く「視程」は13キロメートルでした。

松本市の情報カメラでも、朝から遠くの山がかすんでいました。

街では、黄砂対策で多くの人がマスクを着用していました。

60代女性:
「黄砂が気になっているからずっとマスクですね。きょうは外せないと思いますね。ちょっと不安」

80代女性:
「いつも同じような服だけど、黄砂が舞ってもいいようにさらっとした服を着た方が良いというから(着ている)」「(Q.洗濯は)家の中に干してある、きのうから、だからうちの中がにぎやか」

70代男性:
「車にほこりみたいにけっこう毎日ついているなと、だから毎日水洗いしているのですが」

車の販売店も対応に追われていました。25台ほどの屋外展示の車。

ガラスや車体をよく見ると黄砂が付着しています。

大切な商品のため、こまめに洗車をしていますが、きょうのように黄砂が舞っている日は、すぐに汚れてしまうと言います。

日産プリンス松本販売松本中古車センター・小松民雄さん:
「ひどい時は最初に洗った車が黄色くなっているような。雨が降って日が当たり高温になると、撥水のある車はウォータースポットみたいになり、空気中に黄砂などがあると残っちゃってなかなか(黄砂の汚れが)落ちない」

洗車のやり方にもポイントがあります。

日産プリンス松本販売松本中古車センター・小松民雄さん:
「ぬれている時にこすれば傷がそんなにつかない」

布でこすると、黄砂で傷がついてしまうため、水をかけながら柔らかいスポンジなどで洗うのがいいということです。

気象台によりますと、黄砂はあす19日にかけて北日本から西日本の広い範囲で予想されています。

長野放送
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