５年前の参院選をめぐり河井克行元法務大臣から現金を受け取った罪に問われた広島市議会の石橋竜史議員について、最高裁判所は上告を退ける決定をしました。石橋市議は失職し、５年間、公民権が停止されます。
石橋市議は２０１９年の参院選で河井元法務大臣から妻の案里議員を当選させる目的で現金３０万円を受け取った罪に問われ、１審・２審で有罪判決を受けていました。
石橋市議は判決を不服として、上告していましたが、最高裁は１５日付けで上告を退ける決定をしました。石橋市議は失職し、公民権が５年間停止されます。
石橋市議は上告棄却の決定を不服として最高裁に異議を申し立て、ＴＳＳの取材に「最後の最後まで戦う」と話しています。
また、河井元法務大臣から１０万円を受け取った罪に問われている渡辺典子県議会議員の控訴審で広島高裁はきょう一審の有罪判決を支持し、控訴を退けました。
渡辺県議は上告する方針です。
