90歳女が意外とも思える傷害事件で逮捕された。その犯行で使われた凶器は“バール”。女はこのバールを手にして、80代女性に殴りかかったという。
一体なぜ80代女性にけがをさせたのか？独自取材で見えてきたのは、奇妙にもみえる高齢女性の同居生活だった。
顔は血だらけ…90歳女がバールで殴る
近くの住民が撮影した映像を見ると、住宅街に救急車などの緊急車両が並んでいる。
近隣住民によると、「パトカー2台と全部で5台くらい車が通った」という。
4月16日、茨城・取手市で、80歳代の女性の頭部などを複数回バールで殴るなどした傷害の疑いで、並木キヨ容疑者（90）が逮捕された。
くぎを抜く工具である“バール”は、先端が尖っており、凶器として使用されたら大変危険だ。
並木容疑者は、なぜ80歳代の女性をバールで殴ったのか？周辺の住民は当時の状況についてこう振り返る。
近隣住民：
担架で出ていって、奥さん（被害者）は血だらけだった。顔がね、かわいそうにね。（顔などに）手ぬぐいとかタオルがいっぱい置いてあった。
80歳代の女性は顔面などを殴られ、側頭部から出血していて、顔は血だらけだったという。
怒鳴り合う毎日 親族でない奇妙な同居
高齢の女性同士による傷害事件。警察によると、2人は同居しているが親族ではなく、関係性が分からないという。
そして、同居する家からは頻繁に怒鳴り声や悲鳴が聞こえていたという。
近隣住民：
怒鳴り声がすごいので。“殺される”とか“助けて”とか悲鳴をあげている。いつも騒いでいるというか、大声で怒鳴りつけている毎日なので、起こるべくして起きたのかなって感じで。
怒鳴り合う声が響く家で同居を続けていたという並木容疑者と80歳代の女性。警察の調べに対し、並木容疑者は容疑を否認しているという。
（「イット！」4月18日放送分より）
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