東京・町田市で目撃されたのは、交通トラブルで逆ギレした男の理不尽な行動。

15日、東京・町田市の踏切前の交差点で目撃されたのは、あわや衝突の瞬間。

その後、車から降りてきた男が激高。
驚きの行動を見せた。

被害に遭った女性「子どもとかもいるし、家族もいるのに、このまま殺されると思って...。勝手にキレられて怒鳴られてけられて、何なの? っていう怒りです」

車の交通をめぐる、男の理不尽とも見える逆ギレを、ドライブレコーダーが目撃していた。

現場は、東京・町田市の玉川学園駅前からほど近い、踏切前の交差点。

女性が車で直進しようとしたところ、左から黒い車が突っ込んできたという。

女性の車は停止しているにもかかわらず、15秒ほどクラクションを鳴らし続けたという男。

被害に遭った女性「なんか、わざと威嚇じゃないですけど、直進しているわたしの横をわざと突っ込もうとしてるふうには見えました」

黒い車が走る道路を見てみると、大きく「止まれ」の文字がある。

しかし黒い車は、一時停止をしなかったのか、交差点に進入し、ぶつかりそうになった。

この直後、黒い車はクラクションを長く鳴らすと、今度は車から半袖短パンの男が降り、怒声を上げながら女性の車に近づいてきた。

被害に遭った女性「わたしの座っている運転席の方まで来て、何か怒鳴っている。わたしも恐怖とパニックで、窓もロックしている状態で震えている感じでした」

窓越しに怒鳴っていたという男は、車内でおびえていた女性に追い打ちをかける。

被害に遭った女性「うちの車の右後方のボディーを拳で殴ってきて、びっくりして後ろを振り向いたら、今度バックドアを足で思いっきりけって」

その後、女性が撮影した車の写真。
拳で殴ったという右後方の車体と、けられたバックドアには大きなへこみが。

激高する男の態度に、女性は「結構な音です。車が揺れるくらいの勢いで、素手で殴った時は音がすごかった」と話した。

交通事故鑑定人の中島博史さんは、こうしたトラブルを避けるため、運転で心がけることを「車から降りて人の車をけるというのは、当然ダメなことです。車間距離を十分確保するとか、防衛的な運転をすることが、トラブルを避けるために重要ではないかと思う」と指摘する。

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